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2011 01,12 20:21 |
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「ユニットの性能」の方で性能の違うユニットについて扱ったので、今回はこちらでも性能差のあるユニットを比較していきたいと思います。
実験のために都合のいい兵がいなかったので、データを書き換えてこんなユニットを作ってみました。
相変わらずロゴが邪魔です。 領事館スカミのロジャーズレンジャーはHPを504、プロシアニードル銃兵は攻撃力を60にしています。 通常のスカミはHP120、攻撃力15、遠隔防御30%なので、スカミ対ロジャーズレンジャーの場合は48発、12発、スカミ対プロシアニードル銃兵の場合は12発、3発で相手を倒せるようになっています。 どちらの場合も性能比は1:4ですが、極端に死にやすいユニットの場合、ランチェスターの法則が効きづらくなると思われるので、その差にも注目していきたいと思います。 今回もこんな感じで、兵数をいろいろ変えて戦わせてみました。 青が普通の能力のスカミで赤が能力値を上げた領事館スカミです。 青50対赤30 性能比は1:4なので、ランチェスターの法則に従うとすると、赤側が約16.6体残るはずです。 以下が10回試したときの赤軍の残兵力とその平均です。 HP強化側 16,16,16,17,18,18,18,18,17,17 平均17.1 攻撃力強化側 11,14,13,14,14,14,12,13,12,12 平均12.9 なんと大きく差がつきました。HPを上げた側は予想より兵を多く残したのに対して、攻撃力を上げた側は予想値より大きく下回る残兵力になっています。 青30対赤20 ランチェスターの法則に従うとすると、赤側が約13.2体残るはずです。 HP強化側 13,13,13,13,13,13,13,13,13,13 平均13 攻撃力強化側 13,12,12,13,13,13,13,12,13,12 平均12.6 今回は差は小さいものの、やはりHP強化側の方が多く残っています。全部13回と実に安定しています。 青20対赤12 ランチェスターの法則に従うとすると、赤側が約6.6体残るはずです。 HP強化側 7,8,7,8,8,8,7,7,7,7 平均7.4 攻撃力強化側 8,6,6,7,7,7,7,7,6,7 平均6.8 今回もHP強化側がわずかに多いですが、どちらの平均もランチェスターの法則による予想値を超えています。 今度は青軍が勝つパターンです。 青50対赤20 ランチェスターの法則に従うとすると、青側が約30体残るはずです。 HP強化側 28,28,29,30,30,29,30,29,29,28 平均29 攻撃力強化側 26,26,30,30,30,26,29,25,27,26 平均27.5 両方とも予想値より残兵力が低く、性能の高い側が相手に損害を与えているといえます。 とくに今回は攻撃力強化側がより多くの損害を与えていると、上の場合との逆転現象が起きています。 青30対赤12 ランチェスターの法則に従うとすると、青側が約18体残るはずです。 HP強化側 17,14,17,18,15,17,17,15,16,17 平均16.3 攻撃力強化側 16,16,16,17,16,13,15,16,15,17 平均15.7 今回も上の赤50対青20の場合と同様の傾向になりました。 まとめ 全体的には、ランチェスターの法則による予想値よりも兵性能の高い側が優勢になるという結果になりました。 とくに、軍で勝っている場合にはHPの高い側がより損害を受けにくく、軍量で負けている場合には攻撃力の高い側の方がより相手に損害を与えられます。 最初の50対30の実験で大きく差がついた原因は、おそらく兵が大軍かつ密集していたためにオーバーキルが増えたのではないかと思います。 体力高く死にやすいユニットはランチェスターの法則が効きづらくなるため。軍量が少ない場合は性能高い側が有利ですが、軍量が増えてくるとオーバーキルによる非効率が性能差による優位を上回ってしまうため、このような結果になったのだと考えられます。 (6)へ続く PR |
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